2014年2月21日金曜日

プロ童貞(猟銃をもつためのステップ①)

「免許とってんのかぁっ!!??」
「は・・・・はいぃぃぃ???」

これは年末も迫ってきたある日の午後、僕が地元の銃砲店である「芳賀銃砲店」で受けた最初の洗礼である。
そもそも震災前から気になっていた「狩猟」。震災がらみの仕事も一旦落ち着いたころやっと僕の思い腰が上がった。
ネットや本をいくつか読んでみて「まずはハナシを聞いて見なければ!」と気軽に出向いてみた銃砲店での社長・芳賀氏からの第一声である。

芳賀氏「免許はっ!?初心者講習は通ってるんだろうな??」
僕   「あの・・・え?・・・」
芳賀氏「免許も講習も受けないで来てもだめだぁぁっ!!」
獏   「え・・ええ?・・・あの・・・・ええええええ????」

仙台の唯一の銃砲店「芳賀銃砲火薬店」。
ここは伊達家時代から続く花火師であり、同時に伊達家の銃火器をつかさどる由緒正しいお店なのだ。
それにも関わらず、40の癖にチャラチャラした風体で、「あのー!」なんて暖簾をくぐっても歓迎されないのである。

(うわ・・・うわわ・・・」
僕   「えと・・・まだ免許とか講習とかそういうのはまだですふじこふじこ。」
芳賀氏「なに???」(眼光ぴかーん!)
僕   「なので・・・まずはお話を伺えたらと・・・・」
芳賀氏「なにーっ!?こっちはそんな暇ないんだぁぁっ!!」

あああああー!
どうもすいません!!
そうですそうです!あくまでこれって動物の命を奪ったりとか、事故があったら一大事になったりとか、盗難とかあったら重大な犯罪がおきるきっかけになったりとかそういう厳しいセカイの趣味なのに、こんなにキガルーにハナシとか聞きに来ちゃだめでしたすいませんすいません!!!




ジビエブームしかり
モンスターハンターブームしかり
狩猟に興味がむくきっかけは以前より広がったとはいえ、実際生き物の命を奪う、また使用する道具は銃火器だという趣味「狩猟」は意外にもそこにたどり着くまでにいくつか関門があってしかるべきなのだ。

しかしながら、ハナシを聞きに行っただけで「最初の大きな関門」がまっているとは!!!



僕は苦虫をかみながら逃げ帰ったのはいうまでもない。








しかしながら同時に思った


「ちっきしょー!」とw









後々にこのブログを読む方々用に銃を持って狩猟をするのに必要なルートを記しておこうと思う。
まずは銃火器の許可について☆




「銃をもちたい!」というお気持ちはわかります!
しかしながら、これけっこー大変ですよww


おおまかに書くとこんなかんじ。↓

猟銃等講習会

射撃教習

所持許可申請

銃、買う

確認(警察で確認・登録してもらう)

銃所持

となるんですね。



まずは
地元の警察暑(たぶん生活安全課)に電話をして「銃猟をやりたいんです」と問い合わせましょう。
そうすると担当者とのアポイントメントがとれます。ここで担当者の方とお会いしてお話を聞かせていただけます。
それから、申し込み。
まずは「猟銃等講習会(通称「初心者講習」)を受けることになります。

しかーーーーし!
これ単に「講習だけ」でなく「おわったら即、試験」があるんです!!!



しかもこれ
いっぱんのメーカーさんの主催する「○○工法の作業者認定」のような「受かる試験」ではなく
「おとすため」の試験なんです!!!



ほら
ほらほらほら
一気に気が重くなったでしょ?

ええ、僕もです!!!!

でもせっかくですから!
せっかく興味をもったんですから、ぜひここではチャレンジしてみていただきたい!!
なぜなら


ちゃんと準備さえしておけば、通る試験です☆



でもねーーーー!
大学や高校や就職やらを超えて「社会人」やってきていると
「受験」なんて程遠い毎日。
きづいたら僕も就職試験から20年ですよ!!!!
言い換えたら「20年ぶり、オンナを抱く」みたいなもの。
そりゃぁもう、えらい緊張のなか行ってきました。
こちとら中学から童貞をこじらせすぎて、40歳未だに「プロ童貞」だっつの!
本格的な、しかも「公安の」試験だなんつったら


逆に怒張するっつの!!!



(オチはないですが続きます)




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